七夕のゆうべ in 四天王寺 2023

更新遅れましたが、四天王寺に行ってきました。七夕のお祭りがあったので。まぁ大しておもしろくもないのですけど。今日は経費節減で報復とも徒歩。

自粛が3年続いた反動からか、凄い人出。

四天王寺 西門
四天王寺 西門
笹トンネルも人でびっしり。
笹トンネル
笹トンネル
今年は大阪の野菜を売ってる屋台が見つからなかったので買えませんでした。

ちなみに夜は伽藍は開いてませんのでお参りできません。

帰りはPayPayが使えるようになっていた釣鐘饅頭を2個買って、食いながら帰りました。作ってから時間が経ってなかったようでちょっと温かかったです。あんこがかなりしっとりしてたな。

超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA @あべのハルカス美術館

今日はハルカス美術館へ展覧会を見てきました。超絶技巧と言われる工芸品の展覧会です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
今回は明治工芸の作品が中心ではなく、現代作家の作品の方がちょっと多く、展示数のうち55%位を占めています。しかも今年完成の最新作やそれに近い最近の作品が多い。上の写真のスルメも現代の作品です。

現代作家の作品は10点ほどが撮影可になっており、SNSで宣伝してねと煽っていました。とりあえず1枚だけ載せときます。

福田亨 - 吸水
福田亨 – 吸水
これは全てが着色していない木材でできていて、蝶の羽の色違いの部分ははめ込んで作られています。下の板も水の部分はレリーフ状に掘り出されていて1枚の板から作られてるそうな。

点数はかなり多くて全部で120点以上あったと思います。なので明治工芸も55点以上はあったと思うのでそれだけ目当てでもわりとい感じ。並河靖之の作品も見た記憶がないのがあったりしてかなり良かったです。

現代作家の作品の感想ですが、根気と集中力って感じ。効率悪すぎる仕事をしてる人たちですが、どうやって食っていってるんだろうか。

細かい仕事の作品が多いのでパピリオでじっくり眺めたりキャプションがある作品も多いので読んでたりしてたのでここでの滞在時間としては最長に近い90分くらいいました。ほんとに最長かは把握できてないけど。

壷阪寺(南法華寺)壷阪観音お身拭い特別結縁参拝

今日は奈良へ行ってきました。明日香村の南隣の高取町にある壷阪寺です。正式名は壷阪山 南法華寺です。昨日の夕方のニュース番組中に採り上げられていて特別参拝が2日までということでさっさと行っとこうと。西国三十三所第6番札所で昔から一度は行ってみたいなと思っていたし。

近鉄吉野線の飛鳥のお隣の壺阪山駅からさらにバスに乗ります。平日は1日4本しか無く、往復ともバスで行くには実質3本で、その最終と言っていい14時台のに乗ろうとしたんですが、昨日のテレビの直後だともしかしたら座れないかもと思ってたけど杞憂でした。私含めて客は2人だけでした。

受付で拝観料(特別拝観セットで1000円)を支払うときにお寺の人から昨日テレビ見ましたかと聞かれました。やっぱりそれなりに多いんでしょうな。車で来ている参拝客がやっぱり多いようで駐車場に車は結構止まってました。

かなり大きな寺で、お堂の数や仏像が多く見どころだらけ。文化財クラスの仏像は少ないですが、平安期の仏像など古い仏像はそれなりにあって、本尊は室町時代のものです。

仏像は近年のインドとの繋がりでインドで製作された石造りの巨大な仏像が大量にあります。知ってたけど実際に来てみると凄い。

大釈迦如来石像
大釈迦如来石像
紫陽花は多少くたびれて色あせた写真のような感じでした。

本尊は十一面千手観音坐像。特別拝観はお身拭いと言って布をもらって本尊の膝を拭わせてもらえます。拭った布は持ち帰ってお守りにしてねと。

本尊 十一面千手観音坐像
本尊 十一面千手観音坐像
本尊の周りも360度ぐるりと廻れるようになっていてかなりオープンなお寺ですな。この本尊はかなり大きくて顔も個性的で仏像マニアは見に来る価値ありです。

ここは非常に珍しく本尊含め撮影し放題でした。

1枚目の写真の右上にある石の彫刻の壁になっているお堂が大石堂と言って納骨堂なんですが、これが凄い。中がこんな感じ。

大石堂
大石堂

他にも写真撮りまくりましたが割愛。

と言うことで、着いてから帰りのバスが出るまでが1時間半でしたが、余裕持って一通り見れました。観音像のあるところの休憩所がエアコン効きまくりだったので休憩もできました。

FROM OSAKA ~百貨店美術部モノガタリ~ 第2部 @高島屋史料館

今日は難波に行きたい用事がちょっとあったのでついでに高島屋史料館へ。

今回は第2部(前後期の後期)で、前回見た展覧会の展示替えです。

高島屋史料館
高島屋史料館
第2部は上の写真の女性の絵が2つとも展示されています。左が北野恒富で右が森村泰昌。

前回も思いましたが、今年大阪中之島美術館でやっていた大阪の日本画展に展示すれば良かったのにと思う絵がいくつかありました。

展示数は少ないのでサクッと見終えました。

今日は不要品のリチウムバッテリーをエディオンで引き取ってもらもらったりいくつかやりたいことがあったんだけど、帰る途中に1個買い物を忘れたのに気づく。すぐに必要なものではなかったんでまた行けばええんやけど。

橿原神宮

橿原神宮にも寄りました。博物館からぼちぼち歩いて。ここに来るのも初めてです。

橿原神宮外拝殿
橿原神宮外拝殿
橿原神宮は明治時代の創建ですが、本殿は江戸時代のものを移築したもので重文です。が、外拝殿からは本殿は内拝殿に隠れて全く見えませんが。

宝物館に寄ろうかなと思ったんですけど、平日は15時閉館ってことで見れませんでした。ってことでサクッと帰宅。

橿原神宮は飛鳥のお隣なので朝から出かければもっと色々廻れたのですけど、今はこのペースくらいで十分です。

特別展 神 宿る島 宗像・沖ノ島と大和 @奈良県立橿原考古学研究所付属博物館

今日は奈良に行ってきました。見ときたかった展覧会を見とこうと。

橿原考古学研究所付属博物館です。橿原神宮の近くですが、最寄り駅は隣。

奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
奈良県立橿原考古学研究所付属博物館
展覧会は宗像大社所蔵の沖ノ島の遺跡出土品が展示されています。奈良にも同時代の共通のものが出土しているそうで、並べて展示されています。

特別展示室はこれだけで、思ってたより狭かったです。

特別展示室
特別展示室
沖ノ島の遺跡出土品は国宝です。

ほとんどは撮影可でしたが、面倒なので掲載はパス。

常設展はちゃんとしてまして、びっしりと大量に展示されています。藤ノ木古墳出土品は国宝ですし、重要文化財レベルだと大量に展示されています。

重要文化財の土偶
重要文化財の土偶
平日だったので客は少なかったですが、10人ちょっとはいたかな。

ショップではLLサイズのTシャツがあったので久々に購入。埴輪まんじゅうも買いましてサクッといただきました。

一度は来ときたかったので満足です。常設店だけでも来る価値あると思います。飛鳥観光のついでにどうぞ。

四代 田辺竹雲斎 展 守破離 @大阪高島屋ギャラリーNEXT

今日は難波へ。経費節減とウォーキングを兼ねて往復徒歩で。高島屋で四代 田辺竹雲斎の展覧会を見てきました。竹を使った工芸やインスタレーション作品で有名な人です。

1階入口にも作品が飾られてますが写真は割愛。

会場はいつもの7階のグランドホールではなく、作品の展示販売を兼ねてるので6階のギャラリーで行われてます。ギャラリーなので入場無料。

四代 田辺竹雲斎 展
四代 田辺竹雲斎 展
写真の中央のは今回のために制作されたインスタレーション作品で、展覧会が終わったら解体されるんだと思います。触ってもよくて触らせてもらいましたが思ったよりしっかりしてました。

インスタレーション作品の方が有名なので工芸作品の方は全然知らなかったのですけど、かなりいろんなのがあっておもしろかったです。

この写真のは建築家の人が数学的にデザインしたコラボ作品で、設計図通りに作るってかなり難しいと思うんだけど、竹工芸とは思えない精緻さ。

花無心IV
花無心IV
写真じゃちょっとわかりにくいですけど右下に作品名のラベルがありますが、値段も書かれてまして税別340万! 赤い丸のシールが貼られていますが、売約済みの印です。かなりたくさん売約済になってました。

かなり大きい作品で値段が書かれてないのが数点あるんですけど、それも売れてましたがいくらだったのだろうか。

スタッフの人たちがわりと気軽に声を掛けてきてくれて説明してくれました。竹雲斎さん本人もいらっしゃって他の客に説明してはりました。

ってことで、思ったより良くて結構長居してしまいました。と言っても大きな会場じゃないので40分もいなかったですけど。

ちなみに会期は今週日曜28日までです。

帰りは難波をぶらつきました。中国との航空便の本数が回復し切れてないからか中国人の姿はまだまだ少ない感じですけど、もうコロナ前と大差ない感じ。コロナ禍の傷跡は所々に残ってますけどね。

会社帰りに晩飯を食っていた店のトップ5のうち4軒はコロナ禍で潰れちゃって悲しい限りですけど、残りの1軒の「仙豆」でいつものを食ったのですけど、先客にYouTuberがいて撮影してました。まだ公開されてないようですけど、これで店の人気が出ると良いですな。

デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン @大阪中之島美術館

今日は梅田に行く用事があったので用事が済んだ後、雨の中ぼちぼち歩いて大阪中之島美術館へ。

前回見れなかった展覧会見てきました。メンバーシップ会員でなかったら見に来なかったと思うけど。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
デザインとアートの境界線というか重なりとかを意識した展覧会です。
展覧会の様子
展覧会の様子
撮影可の作品がかなり多いのですけど、こういう引いた絵で写真を撮ろうとすると撮影不可の作品が入っちゃうことがほとんどで撮らせてもらえず、なんとか撮れたのがこれくらい。

上の写真の中央奥に投票機が見えますが、作品ごとにこれはデザインなのかアートなのかを投票できるようになっており、結構金かかってます。1作品ごとにスマホかタブレット1個使われてる。

平日だし、雨だしってことで客は少なかったですけど、インバウンド客が結構見に来てたりしてました。

まぁまぁおもしろかったですけど、こういうのをやるなら4階は常設展示室なんだからいつでも見れる名品たちを置いて欲しいと思います。

特別企画展「異界彷徨 ―怪異・祈り・生と死―」@大阪歴史博物館

ハローワークが谷町四丁目駅近くにあるので、帰りに大阪歴史博物館で展覧会を見てきました。

今回の展覧会は特別展ではなく特別企画展となっていて常設展の一環となっています。なので特別展の時は別料金の一番上の常設展の階まで上りました。

大阪歴史博物館は大きい施設なので上の方からはこういう写真が撮れます。

大阪城公園
大阪城公園
私は手作りの映り込み防止グッズを使ったのですが、スマホだと映り込みを防いで撮るのは難しいかな。

常設展のエリアではほぼ常設と言っていい展示ですが、ほんの一部に入れ替えがあったり今は新所蔵品の展示があります。もうすぐ終わっちゃいますが。柴田是真作の根付があったのがちょっと嬉しかったです。客は各フロア数人って感じでガラガラ。やっぱり外国人の方が多い。帰り際になるとちょっとずつ増えてきてまして、見終わって1階に降りたら小学生の集団が入場しようとしてましたけど。

ってことで展覧会です。

大阪歴史博物館 特別展示室
大阪歴史博物館 特別展示室
一応テーマはあるのですけど、所蔵品を中心とした雑多なものが展示されています。一部を除いて多くが撮影可。

個人的に一番興味を引かれたのがこれ。

戦前の恵方巻きのチラシ
戦前の恵方巻きのチラシ
この頃は幸運巻寿司と言う呼び方が一般的だったのかな。私が子供の頃は「丸かぶり」と親は呼んでました。

異界ってタイトルに入ってたので大阪歴史博物館所蔵の耳鳥斎の地獄図巻が展示されてるかなと思ってたんだけど無かったです。これってテーマに合ってるか?ってのも多かったんだけどねぇ。でもとにかくこういう機会じゃないと見れなさそうなものが多くてなかなかおもしろかったです。

ってことで、特別展じゃないので600円だししかも常設展エリアも全部見れますのでわりとお奨めです。まぁ見なくても全く問題ないですけど。

大阪大学中之島センター

次は大阪中之島美術館の隣の敷地にある大阪大学中之島センターへ。4月にリニューアルオープンしました。大阪中之島美術館ができるまではこっち側を通ったことなかったので以前はどういう位置づけだったのかはよくわかってません。

大阪中之島美術館や国立国際美術館、大阪市立科学館などこの辺り一帯は元々は大阪大学の医学部と歯学部のキャンパスでして、阪大の施設としてはこの中之島センターだけ残っています。ちなみに阪大病院は川向かいの朝日放送や堂島リバーフォーラムや大阪地方検察局などがあるワンブロック丸ごとが敷地でした。下の画像は阪大のサイトから拝借。

移転前の阪大中之島キャンパス
移転前の阪大中之島キャンパス

中には森村泰昌さんが今回のリニューアルのために阪大の学生さんにも参加してもらって作った作品が飾られてます。

森村泰昌「適塾の集い」
森村泰昌「適塾の集い」
一応展示室もありまして、今は「アートトリップ・ナカノシマ」と言うミニ展覧会やってます。こういう場所だと撮影OKなところが多いですけど、完全NGでした。
大阪大学中之島センターの展示室
大阪大学中之島センターの展示室
展示室はかなり狭かったです。もうちょっとまともなのを期待してたのでがっかりだな。

2階にはカフェテリアもあります。美術作品もいくつか展示されてます。

大阪大学中之島センターのカフェテリア
大阪大学中之島センターのカフェテリア
とにかく人がほとんどいなかったです。カフェテリアに一人いただけでした。