いちからわかる 円山応挙と長沢芦雪 後期展示 @嵯峨嵐山文華館

次は福田美術館の近くの嵯峨嵐山文華館に寄りました。ここに来るのは初めてです。応挙と芦雪の展覧会やってます。

嵯峨嵐山文華館
嵯峨嵐山文華館
こっちは客も少なくガラガラでした。

1階は普通の展示室ですけど、2階は畳敷きになってます。この美術館は百人一首がテーマの美術館なので、ここで競技カルタをやってるんだそうな。

2階展示室
2階展示室
展示数が36点ほどで少ないですけど、前後期で32点が初公開だそうな。公開できなかったのもあるのでそれにも含まれてるかも知れませんけど。特に芦雪の絵がとてもおもしろいのでお奨めです。

ここも全面的に撮影可でした。

この芦雪の屏風の左端の絵は何なんだ?こうなると抽象画ですな。

⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
この応挙の絵は初公開だそうな。
円山応挙 子犬図
円山応挙 子犬図
ということで、見逃さなくてよかったです。

展覧会を見た2箇所以外はどこにも寄らず帰宅。

帰りの阪急混んでて緊張しましたが、電車の中はみんなマスクしてたのでまぁ大丈夫でしょう。

若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ~ 前期展示 @福田美術館

先週展覧会見に行きましたが、体調についてはわかってること以外に特に問題無かったので今週も出かけました。嵐山です。

わりと人がいました。渡月橋を北に渡りきった辺りで撮影。

嵐山
嵐山
観光地で気が緩んでいるのか、3割くらいの人がマスクしてませんでしたのでそういう人にはできるだけ近寄らないように歩きました。

ってことで福田美術館です。若冲の展覧会です。前期がそろそろ終わりなので今日やってきました。

福田美術館
福田美術館
入場者数制限でオンラインチケットだと日時指定になってますが、私は身障者価格で事前予約ができないので当日券(嵯峨嵐山文華館のペアチケット)で入場。そんなに混んでなかったからかサクッと入れました。

これが新発見の若冲30代の作品と思われる1枚。

伊藤若冲 蕪に双鶏図
伊藤若冲 蕪に双鶏図
写真撮影は全面的に可で、借りてきてる作品もほとんど撮影可。撮影不可は1枚だけだったかな。後期はどうなるかわかりませんが。

前期展示がそろそろ終わりなのですけど、そんなに混んでなかったです。

福田美術館 展示室
福田美術館 展示室
ギャラリーでは串野真也って人の靴の作品が展示されてました。レディー・ガガが実際に履いた靴とかも。

展覧会通じて初公開の作品が30点ほどあると言うことで、確かに初見の作品が多くてかなり良かったです。

音声ガイドはネットで聴けますので、展覧会に行かなくても解説が聞けます。スマホでしかダメみたいで、合成音声ですけど。文章でも見れます。オフィシャルサイトの作品リストにQRコードがあるのでそこからどうぞ。

フランス絵画の精華 @大阪市立美術館

今日は4ヶ月ぶりに展覧会に行きました。基礎疾患持ちになっちゃった私ですが、今の大阪は感染者がほとんどいないので今後増えてくるかもしれんので今の方が安全かなと言うことで。先になるともっと暑くなるしね。あと、体調の確認のためってのもあったりする。

てんしばは人がかなり多かったです。しばらくの間人が来なかったからか芝の状態がとてもよかったです。

てんしば
てんしば
で、大阪市立美術館です。身体障害者になっちゃったので(障がい者手帳は来年の再認定でお取り上げになる可能性も高いけど。)タダです。国公立の施設だとほぼ無料なんだけど、このご時世じゃアクティブに動き回れんのが悲しい。
大阪市立美術館
大阪市立美術館
16世紀から19世紀の印象派の手前までのフランス絵画を集めた展覧会です。東京富士美術館が主催に入っていて、ここの所蔵品が多いですけど、海外からも多数借りてきています。

展示物のうち、2枚だけ撮影可でした。

エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
個人的には好みの絵が多かったです。東京富士美術館ってジョルジュ・ド・ラ・トゥールなんて持ってたのね。これが一番よかったりして。

あ、そうそう、気になる人がいるかも知れないので。私が行ったのはできるだけ空いてそうな時間帯と言うことで、閉館1時間半前の15時30分頃だったのですけど、入場制限はしてなくて、入口で体温を測ってから入場。マスク必須で着けてないと入れません。中では思った以上に客がいまして、作品1枚あたり一人以上はいたんじゃないかな。当然きれいにばらけるわけはなくて大きい作品だと1枚に5-6人くらい固まってることもありました。係員は人の間隔に気をつけてくださいとの紙を胸の所にずっと掲げてました。

なので、個人的に過去の大阪市立美術館での展覧会としては客は少なくはなかったです。これくらい入れられるんだったらとりあえず展覧会は成立するかもって感じですけど、東京じゃもっと入れないと話にならないからなぁ。

ってことで、展覧会はキャプションが1枚1枚にあったので点数は多くないんだけどキャプションじっくり読んでると結構時間が掛かりますが、私は斜め読みだったので1時間ほどで終了。2階の所蔵展はさらっと見たので10分くらいでした。6世紀のエジプトの布が大量に展示されたのですけど、考えたら正倉院宝物より古いんだよねぇ。

帰りは動物園前から難波に寄ったので新世界を通りました。閉店が決まったづぼらやが悲しいです。新世界も人通りが多少回復してましたが、まだまだって感じ。

新世界
新世界
難波も人がかなり多かったです。なんさん通りのダイソーに行っただけなんで他は知らないけど。

Miyamoto Kohji LIVE 2020 「Finest One Day」@渋谷Duo Music Exchange

で、渋谷へ。今回のメインイベント宮本浩次のライブです。エレカシの人ではありません。

Duo Music Exchange
Duo Music Exchange
12月にもバンドでライブやったそうですが、そっちは避けてこっちにしました。私がこの人のバンド編成のライブを見るのは9年ぶりか。
確かバンドメンバーは今回と同じだった気がする。

客全員分の椅子が用意されていましたが、いい感じの中央の席が確保できました。

開始時間がちょっと押したので最終便で帰る予定だった私はちょっとだけ焦りましたが結果的には余裕だったけど。

ってことでトータル2時間半ほどの大満足のライブでした。いやあ良かった。

帰りは羽田発関空行きの最終便で帰阪。

正妙寺 千手千足観音立像 @びわ湖長浜 KANNON HOUSE

次は不忍池の方へ歩きまして、びわ湖長浜 KANNON HOUSEへ。長浜地方の仏像を期間限定で1体持ってきて展示している小さなところです。

びわ湖長浜 KANNON HOUSE
びわ湖長浜 KANNON HOUSE
今の時期は正妙寺の千手千足観音立像が展示されています(新型コロナの影響で2/28で展示終了)。テレビ見仏記で紹介されて有名になった仏像です。顔の辺りなど思ったより造りが細かいです。この仏像は一度見てみたかったのでこういう機会があってラッキーでした。

日本書紀成立1300年 出雲と大和 @東京国立博物館

次は東博です。

東京国立博物館
東京国立博物館
古い時代の出雲と奈良の発掘品や仏像などが展示されています。

入場待ちはできてませんでしたが、めっちゃ混んでました。コロナウイルス騒ぎの真っ最中ですがええんかこれって感じ。

なかなか見れない仏像などが多かったので良かったです。

この後常設展も巡りました。

ハマスホイとデンマーク絵画 @東京都美術館

今日はライブで東京遠征です。体調は11月から悪いままですが、頑張って出かけました。

ライブ前に展覧会のハシゴです。まずは東京都美術館のハンマースホイの展覧会。表記はハマスホイとなってますが。発音的にはハマースホイが近いんじゃなかろうか。

東京都美術館
東京都美術館
ハマスホイはデンマークの画家で知名度が低いのでわりと空いていました。

ハマスホイの作品は40点ほどだったので残りはデンマーク絵画が展示されています。

ハマスホイの作品は結構好きなので、見る機会が少ないので良かったです。

では次。

トニー・ハドリー ex. スパンダー・バレエ plays Greatest Hits and more @ビルボードライブ大阪

今日は帰宅後に出かけてビルボードライブ大阪へ。トニー・ハドリーと言う人のライブです。スパンダー・バレエと言う80年代にイギリスでヒットしたグループのボーカルです。Do They Know It’s Christmas?に参加してたくらい有名だった人です。私はスパンダー・バレエのベスト盤は大好きで今でも良く聴くのでこれは見とかねばってことで参加。

ビルボードライブ大阪
ビルボードライブ大阪
いつものようにステージに向かって左のカジュアル席でした。席は全然埋まってなくて、7割くらいの入りか。ちょっと寂しかったです。

バンドはギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッションの5人。スパンダー・バレエはサックスソロの曲が多いのですがいませんでした。パーカッションの代わりにサックス入れれば良いのにと思いましたが、パーカッションの女性が歌がめっちゃうまくてデュエットしたりしてました。

スパンダー・バレエを長い間脱退してて、再結成後にまた脱退して今もソロですが、最近もソロアルバム出したりしてますがそこからはほとんどやらずスパンダー・バレエのベスト的な選曲でした。

昔からのファンも結構来ていたようで、客に歌わせる部分にちゃんと応えられてました。

思ったより若くて今年還暦ですが、声が出る出る。高音も全く破綻無し。凄かったです。

ライブはアンコール無しで72分くらいだったかな。聴きたい曲は全部やってくれたので満足です。

今回久々の来日ですが、今度はもっと早く来たいのでSNSで宣伝してねと言ってました。

世界をひらく 第一部 @高島屋史料館 企画展示室

今日は雨でしたんで出かけようかちょっと迷いましたが出かけました。体調はまだ完全回復には至っておりませんが、波がありつつ微妙に良くなってきていますので展覧会見る程度なら全く問題ありません。この2週間ほど別の病気になってたようだけど、もうよくわからん。

ってことで行ってきたのは最近リニューアルされた高島屋東別館。以前から百貨店としては使われてなくて、リニューアル後は内部の大半が外資のホテルになっちゃいましたが、高島屋資料館は存続していて完全リニューアルされました。入場料は無料。

高島屋東別館
高島屋東別館
企画展示室はかなり小さいですのでリニューアルオープン記念の展示も展示替えが行われます。第一部は「海を渡った美術染織品」とのこと。絵画はあまりありませんが美術染織品の原画として制作された竹内栖鳳の絵などが飾られてます。第一部は24日まで。

高島屋史料館は資料館と企画展示室が別れていまして資料館は高島屋の歴史がわかる資料が展示されています。

基本的には写真撮影不可ですが、建物の模型や以下の作品などは撮影可でした。こっちにも竹内栖鳳の絵が飾られてましたが、たぶん常時展示はされないと思います。

玉虫厨子のレプリカ
玉虫厨子のレプリカ
平櫛田中作 有德福来尊像
平櫛田中作 有德福来尊像
ってことで、無料でしたので文句ありません。ここにわざわざ来いとは言いませんが近くに来たら寄る価値はあると思います。

毘沙門天 -北方鎮護のカミ- @奈良国立博物館

今日は火曜に行けなかった奈良国立博物館へ。ほぼ毘沙門天だけの展覧会です。三尊の脇侍だけってのもあるんだけど。

アサヒメイト会員は無料。ありがたいこってす。無料じゃなかったら見に来なかったかも知れない。19時まで開館と言うことでちょっと遅めに行ったんだけどガラガラでした。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
上の写真にもある手をかざしているスタイルの鞍馬寺の国宝の毘沙門天や、同じく国宝の東寺の兜跋毘沙門天などが展示されてます。この辺りは寺に行けば見れたりするので他にも見る機会あると思いますが、他にもなかなか行かない寺のも多いです。

この特別展は新館の半分だけなのでちょっと物足りないかも知れません。残りの半分は「お水取り」の特集展示をやってます。特別展と一緒に見れます。

観光客激減でも鹿は飢えてないという話がありますが、とは言え急激に減ってるので鹿せんべいを当てにしていた鹿も結構いるようで、いつもと感じが違ってました。でも凶暴化なんてしてませんけども。日が暮れてるのに登大路ホテル横の興福寺の敷地に鹿が固まってたり近鉄奈良駅の目の前に鹿がいたりしてましたが、こういうのは今まであまり見かけない光景でした。