藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展 @山王美術館

このまま帰るのもナニってことで、大阪城公園を突っ切って山王美術館へ。

山王美術館
山王美術館
右の女性の絵は次回展覧会予告です。

展覧会のフルタイトルは「開館15周年記念 山王美術館コレクションでつづる藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展」です。

ここの所蔵品は他では見れない(貸し出さない)ので、佐伯祐三と藤田の絵は好きなので見とこうと。1年半前に藤田の展覧会をここで見たのですけど、初見の絵も結構あったと思います。

と言うことでなかなか良かったです。荻須高徳はあまり馴染みがなかったんですけど、これもなかなか良かったです。

で、実は再就職が決まったので多少は懐具合に余裕が出そうになったのでメガネを作りに行きました。7年も使ってるのでレンズのコートが剥げてボロボロで。まぁ普通に使ってる分は大きな問題は無かったんだけど。

関西文化の日 大阪歴史博物館

昨日は大阪歴史博物館の常設展を見る気になっていたので、見ることにしました。

地下にある難波宮遺跡のは無料で見れますが、人数限定で時間も昼間の2回だけなのですけど、見学受付の時間にちょうど間に合ったので申し込んでから常設展へ。

無料ですが関西文化の日の存在自体あまり知られてなくて、平日と言うこともあり客は少なめ。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
展示の多くはほんとの常設ですが、絵画とかは結構入れ替わるのでそういうのだけサクッと見ときました。森狙仙のが展示されてました。
森狙仙 猿に桃図
森狙仙 猿に桃図
こういうのをチェックするためだけに展示替えごとに見に来る気にはなれませんが、無料の時くらいは見ときたいなと。

ってことで30分弱で常設展を見終えて遺跡の見学に参加。床の赤い丸は遺跡の柱の跡なんだそうで、博物館やNHKの床の結構あっちこっちにあります。

難波宮遺跡の柱の跡
難波宮遺跡の柱の跡
見学会の参加者は結構多くて、元々定員20名とのことでしたが柔軟に増やしているようで2班に分かれていまて結構多かったです。
地下の難波宮遺跡
地下の難波宮遺跡
筒状の灯りのぶら下がっているのが柱があった場所とのこと。
地下の難波宮遺跡
地下の難波宮遺跡
ってことで、遺跡も見れたし、満足です。

では次。

特別展:川瀬巴水 旅と郷愁の風景 @大阪歴史博物館

で、次は大阪歴史博物館に行きました。で、チェックミスってたんですが、ここの常設展が関西文化の日で無料になるのは明日18日(月)だけとのこと。集中日じゃない日に実施するところがたまにあるんだよね…

ここでは川瀬巴水の展覧会をやってるんですが、見るかどうか迷ってたんだけど、せっかく来たんで見ることにしました。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
版元だった渡邊木版美術画舗の所蔵品ばかりなので状態は文句ありません。

約150点展示されていて、全貌がわかる内容となっています。スティーブ・ジョブズが持っていたので知られていますので、何を持っていたかってのも説明されてました。マックの発表の時に使われた「髪梳ける女」も展示されていて、これだけは巴水の作じゃなくて橋口五葉作です。

映像コーナーでは晩年に撮影された巴水の動いている姿が見れました。

迷ってましたが一応見といて良かったな。

関西文化の日 @国立国際美術館 他

昨日今日と関西文化の日の無料公開の集中日でしたんでちょっとだけ見ることにしました。国立国際美術館コレクション展くらいは見とこうかなと。

関電ビルの万博仕様が完成してました。

関電ビルなど
関電ビルなど
まずは関西文化の日とは関係なくて期間中無料で見れる大阪中之島美術館のミニ展覧会を覗いときました。
大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
(追記:写真の奥で何か撮影してるように見えますが、22日のNHK大阪の「ぐるっと関西おひるまえ」で放送されてました。ちょうど出くわしていたようです。)

タイトルは「Osaka Directory 7 Supported by RICHARD MILLE 小松千倫」です。

以下引用しときます。

今回、小松は1970年の大阪万博のパビリオン「せんい館」から着想を得て、音とともに集い離散する人々の在り方を「ソフトレイヴ」と呼び、捉えようと試みます。1970年の大阪万博は音響システムや野外ライブが普及するきっかけの一つと言われており、「せんい館」でも音と映像を用いた前衛的な展示が行われました。しかし当時の鑑賞者は、作り手の意図とは関係なく、勝手気ままにパビリオンを楽しんだようです。小松は、こうした人々の自由さも含めた大阪の文化史と、千里丘陵や淀川水系といった地形を重ね合わせつつ考察し、鑑賞者のための空間を生み出します。

今大阪中之島美術館では特別展を2つやってますが、どっちが目的かわかりませんがチケット売り場にも結構な行列ができてました。

ってことで国立国際美術館。関西文化の日では地下2階のコレクション展が無料です。

国立国際美術館
国立国際美術館
「コレクション1 彼女の肖像」と言うことで、女性が登場する作品を集めています。ウォーホルのモンローとかが展示されてます。
国立国際美術館
国立国際美術館
ほとんどが撮影可でした。

このコレクション展自体は1月26日までやってます。特別展は見ず。

ってことで次行きます。

特別展 法然と極楽浄土 @京都国立博物館

三井寺から京博に向かうのですが、ちょっと悩みましたが、びわ湖浜大津駅から京阪経由で行くことにしました。昔なら全部京阪だったんだけど、今は途中が京都市営地下鉄になっちゃってるので初乗り3回分払う必要になっちゃって運賃高いです。

びわ湖浜大津駅からしばらくは路面を走って、その列車がそのまま地下鉄として走る日本ではここだけの非常に珍しい路線です。ってことでびわ湖浜大津駅出発直後のカーブを車窓から撮影。

京津線
京津線
ってことで京博。浄土宗の法然の展覧会です。
京都国立博物館
京都国立博物館
先月初めから始まってますが、国宝の展示が後期に集中していて、昨日から綴織當麻曼荼羅が展示されているので昨日からの3週間が一番国宝が見れる時期となっております。

私は浄土真宗本願寺派ですが(と言ってもめっちゃ信心深いってわけではない)、親鸞聖人の師匠の法然上人の展覧会なので見とこうと。

法然寺の仏涅槃群像だけ撮影可です。

法然寺 仏涅槃群像
法然寺 仏涅槃群像
撮影場所が限定されてるのでデジカメの画角ではこれが限界。スマホの超広角で撮れば良かったんだけど忘れてた。

京博の新館は元々は常設展用でして、特別展用になる予定の本館は改修工事が全く始まる様子がないのでずっと使われてないままなので新館で特別展をやっているのですが、特別展用に使うには展示面積がやたら広いので展示数がかなり多いです。特別展が充実するのは良いんだけど、やっぱりこっちは常設展として使うのがよいよね。基本計画が公開されたのが去年5月で、そこから設計とかに数年掛けてから着工って話らしいので本館が使えるようになるのはまだまだ先の話ですね。

国宝の仏画がいくつか展示されていますが、なかなか見る機会が無いので国宝マニアにはお奨めです。

ってことで、かなりヘロヘロだったので最後の方は丁寧には見ませんでしたが、それでも1時間45分ほど掛かりました。

帰りの京阪特急は混んでましたが、なんとか丹波橋からは座れたのでラッキーでした。

三井寺(園城寺)

ってことでここまで来て三井寺に来ないわけにはいかんだろうってことでやってきました。正式には長等山 園城寺(ながらさん おんじょうじ)でして、展覧会で三井寺の仏像とかが展示されても園城寺とだけ書かれてたりすることがほとんどなので三井寺が国宝重文だらけの凄い寺だと知らない人も結構多いです。

三井寺 金堂
三井寺 金堂
特別拝観料1000円。入山料が600円で文化財収蔵庫の入館料と特別拝観料を別々に払うよりはだいぶ安かったと思います。

文化財収蔵庫は小さいですけどしれっと国宝の書物が展示されてたりしてなかなか凄いです。

三井寺 文化財収蔵庫
三井寺 文化財収蔵庫
ここで特別拝観ってどこでしたっけと聞いたら金堂だってことでスルーしちゃってましたんで観音堂を拝観した後金堂に戻ることに。ちょっと遠回りになってしまいましたが見逃さなかっただけ良かった。
三井寺 金堂
三井寺 金堂
今公開してるのはこの写真の下の方の善光寺式釈迦三尊像です。特別公開の仏像は内陣で公開されているので、入るときにお坊さんにお経を上げてもらってから入ります。公開してるのは善光寺式釈迦三尊像だけではないですが、内陣に入れるのは貴重ですな。

ってことで広い境内を一通り巡りましたが詳細は割愛。トータル1時間ほどいました。

圓満院門跡&大津絵美術館

続いて三井寺方面に歩きます。三井寺と大津市歴史博物館はエリア的にはほぼ隣接していますが、間に圓満院(円満院)門跡がありまして、中に大津絵美術館があります。圓満院と大津市歴史博物館はめちゃめちゃ近いんですが、坂を下ってぐるっと回らないと入れません。

圓満院門跡
圓満院門跡
門跡というのは門の跡という意味ではありませんで、「昔は皇室や公家が住職を務めた寺院」のことです。

ってことで、一度来ときたかった大津絵美術館。拝観料500円ですが、圓満院の宸殿(重文)や名勝の庭園、本殿も一緒に拝観できます。

大津絵美術館自体はこぢんまりとしたもんです。こういう所誰もいないのかと思ってたら団体さんが見に来てました。

大津絵美術館
大津絵美術館
大津市歴史博物館もそうですが、三井寺のついでに見に来てるんですかね。

大津絵は色々展示されててなかなかおもしろいです。ピカソも持っていたそうで。どれくらい影響したのかが気になりますな。

で、大津絵ではない説明も何もない謎の絵巻物が展示されていて、残虐な場面が描かれてましたが割愛。

ってことで30分ほどしか滞在しませんでしたがなかなかおもしろかったです。三井寺は神社仏閣巡りが趣味の人は一度は来ると思いますが、ついでならお奨めです。

では次。

石山寺 ―密教と観音の聖地― @大津市歴史博物館

今日は大津と京都へ。まずは大津市歴史博物館。京都方面に行くのにJR京都線を使うのは久々です。湖西線の方に行く新快速だと乗り換え無しで大津京駅に着くので時間的に全然早い。で、大阪駅で待ってたらやっぱりちょっと遅れてました。

石山寺の展覧会です。1000円。

大津市歴史博物館
大津市歴史博物館
快慶作の大日如来など、仏像が結構あってなかなか良かったです。石山寺縁起絵巻は全7巻で500年掛けて完成させたそうで、最後の2巻は谷文晁が絵を描いてます。当然全部は見れませんが谷文晁の担当部も一応展示されます。

重文は大量に展示されてるし、国宝もあったりしますが、お奨めってほどではなかったです。

マイナーな場所なんで大して客来ないかなと思ってたんだけど、わりといました。私が入った直後に団体さんがやってきたんで追いつかれないように見ちゃったりして。

常設展の場所を使った企画展で「源氏物語と大津」と言うのもやってましたのでささっと見ました。今年の大河ドラマの主人公が紫式部と言うことで、ゆかりの企画ですな。ロビーでは大河ドラマをバリバリアピールしてました。

ってことで滞在時間は合計1時間くらい。展示物のほとんどのキャプションに説明文があって、それも長いので丁寧に読んでるとめっちゃ時間が掛かると思います。

では次。

関学vs立命戦 2024 @万博記念競技場

今日もアメフト観戦です。今日はレギュラーシーズン最終日。

1試合目の終わりの方で入場しましたが、結構混んでまして、昨日も一緒に見た後輩の友人さんが席を確保してくれてたので良い席で見れました。

万博記念競技場
万博記念競技場
昨日の結果、もしかしたら関学わざと負けるんじゃないかと思ってました。負けると立命と同率優勝で甲子園ボウルへのトーナメントは2位扱いで、立命関大と当たる可能性は甲子園ボウルまで無くなるし遠征は仙台じゃなくなって東京になるので、関西の実力優位の今日この頃、1位より2位の方が有利やんと言われてました。普通のチームだと全勝優勝で全部蹴散らして甲子園も勝つんやって言う話になると思いますが、関学ならわざと負けるかもと古くからの学生アメフトファンは思ってます。

と言っても全くやる気の無い試合になっちゃうと連盟に怒られたりするでしょうし、選手には「今日は頑張るな」なんて指示は出せないでしょうからどうするんだろうかと思ってましたが、大体想像通りの展開で立命の勝利。関学は試合前にFight onを歌ってなかったりやっぱりいつもの最終戦とは違う雰囲気でした。ま、この先このまま関学の思惑通り行くかどうかはわかりませんが。

立命は引き分けだと2位で負けると3位でしたが、さすがに関学相手に引き分けに持っていくのは難しいので今日は頑張ってたと思いますが。

ってことで、試合後はエキスポシティで時間潰して軽く晩飯食ってから山田駅まで歩いて帰宅。

京大vs関大戦 2024 @万博記念競技場

今日明日とアメフト観戦です。今日も明日も万博記念競技場。

京大vs関大戦は2試合目で、1試合目が近大vs神戸大戦で、近大が勝てば選手権トーナメント出場の可能性が高くなると言う大一番なのでこれも見とくことにしました。神戸大も勝てばAクラスで来年のスケジュールが全然違ってきますし、まだかすかにトーナメント進出の可能性があるってことで好試合が期待されていました。

ってことで1試合目に間に合うように試合開始30分くらい前にJR茨木駅に着いてバスに乗ろうとしたんですが、臨時でバスが出ていました。3強対決だと2試合目なのでちょっと意外。別の理由もあったのかな?万博蚤の市ってのがこの金土日と東の広場(モノレールの公園東口かバス停の日本庭園前からが近い)で行われていたのでそれに合わせてただけかも。

今日は関東在住の友人二人と3人で観戦。

で、試合内容はわりとグダグダで、怪我か何かで前節も出てなかった神戸大エースQBの榮君が最終盤にちょろっと出てきて安定のパスで逆転し、15-14で神戸の勝利で終了。今日の2試合目で京大が関大に勝てば関大近大神戸大の三つ巴になるのですが、京大が勝つことはないなと言うことで3強がトーナメントに出ることがほぼ確定となりました。

関東勢の実力がわかりませんが、優勝しちゃうと甲子園ボウルの前に関西3位のチームと当たる可能性が高くなっちゃうので2位の方がいいんではないかという考え方があったりして明日は関学はわざと負けちゃうんじゃないかとか色々憶測が飛び交う状況になっています。

ってことで2試合目の京大関大戦。

万博記念競技場
万博記念競技場
試合の方は浦田君のパスの調子が全然ダメで、前半で38-0となったんで後半開始から関大は控えを出す状況となって52-17で敗戦。52点のうちりターンTDが4回もあったんでディフェンスがボロボロだったわけではありませんが、京大全体的に良いところはありませんでしたな。ま、今日の京大は既に6位が確定していて勝とうが負けようが関係なかったってのもちょっとはあったかもしれない。